まず、一番言われるのが「遺伝」の影響です。
母親の祖父の遺伝が表れやすいと言われることが多いのですが、その逆で、遺伝の影響はあるにはあるが割合はかなり低いという人もいます。たしかに言われてみれば、どう考えてもハゲ家系なのに、薄くならない人も確かに存在します。さらに、髪の毛は体にとって必要なものであり、はげる遺伝子情報がそもそも存在しないということ。年齢とともに減っていくと言われている性ホルモンと反比例して抜け毛が増えていくのはおかしいとも思います。したがって、遺伝が影響する場合もある程度に考えましょう。
次に「男性ホルモン」の影響です。
最近の研究結果により男性ホルモン、テストステロンに5αリダクターゼが結合することで、ジヒドロテストステロンに変わり、これが毛母細胞を攻撃することがわかっています。この男性ホルモンのレセプター(感受性)が存在するのがM字部分と、頭頂部です。その部分がはげやすいのもこのためです。
次に「食事や毎日の生活習慣」の影響です。
作物(髪)を作る原料(質のいい血液)がなくては、いい野菜は作れないですよね。反対にいい原料があっても、農作業をする人(毛母細胞・毛乳頭)がサボっていては作れません。このように、食事と睡眠は育毛にとってかなり重要だと考えられます。
「頭皮の血行不良」はもはっきりとは断言できないようなのですが、影響はしていると思われます。ただ、固い頭皮ははげると言われているように、血行不良の頭皮は固いです。でも、実際は固い頭皮がはげるのではなくて薄くなっている部分は固くなっていると考えます。実際に、円形脱毛症などで髪がない部分は周りより温度が低いようです。つまりこれも、食事や毎日の生活習慣で、ある程度は解消できると考えます。
最後にに「ストレス」の影響です。
病は気からと言われるように心は体にもいろんな影響を与えます。もちろん、ストレスも例外ではなく自律神経(自分の意志とは無関係の器官の働き 血液や心臓など)の働きが鈍くなることで血行不良にもつながります。血行不良は、何も毛髪だけでなく、全身に栄養を送っているので、体のいろんな機能に影響を与えます。
■調査目的/将来もしくは、現在に不安を感じている方への参考情報の提供
■調査方法/インターネットリサーチ
■調査地域/全国
■調査対象/20代~50代の男性
3573名
■有効回答数/3491人
■実施期間/2015年10月20日~
2015年11月5日
■調査企画・設計/スラッシュワークス
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