なぜ髪の毛は抜けるんでしょうか?
それは髪の毛も皮膚の一部だからです。
皮膚は外部の刺激やキズなどから肌を守るために、角質細胞という死んだ細胞で表面を覆うことで守っています。その肌を守る角質細胞を作り出すシステムをターンオーバーと言うのですが、人間の皮膚は1枚につながっているので、頭皮もほとんど同じ構造をしています。頭皮にも角質細胞はありますが、人間で一番上に位置する頭部は、紫外線などの影響を受けやすいため髪の毛が生えています。この髪の毛も、実は水分を失い死んだ細胞でできているのです。髪の毛も肌と同じように絶えず生まれ変わっています。
髪の毛は、漢方の世界で血余と言われていて、文字通り余った血で最後に髪の毛を作ることからそう言われています。つまり、食事からきちんと栄養を摂りこめないと血液を作ることができず髪の毛にまで回ってきません。髪の毛に栄養が回らなくなると、強くて太い毛を作ることができなくなります。薄毛の原因はまず1つにこれがあります。
次の原因は、ヘアサイクルにあります。
髪の毛が抜けたところで絶えず生まれ変わり毛穴がなくなるわけでもないのに、何で薄毛になるのでしょうか?ヘアサイクルには髪が一番伸びる時期「成長期」があります。この期間はふつう3年以上は伸びるんですが、薄毛の人はこの期間が短くなってしまいます。薄毛の人は、3年や5年をかけて強く太い髪を伸ばした人の髪より細い状態で抜けてしまうことが多く、そうなると次に生えてくる毛も同じような成長をたどります。こんな感じで、どんどん生まれ変わりが早くなり、髪もどんどん細くボリュームがなくなり、髪がどんどん少なくなってきてしまうのです。
■調査目的/将来もしくは、現在に不安を感じている方への参考情報の提供
■調査方法/インターネットリサーチ
■調査地域/全国
■調査対象/20代~50代の男性
3573名
■有効回答数/3491人
■実施期間/2015年10月20日~
2015年11月5日
■調査企画・設計/スラッシュワークス
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